格安SIMの20GB以上プランを比較

MVNOとは何?意味やMNOとの違いをわかりやすく解説

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MVNOとは、自社でアンテナや基地局、全国の回線網を持たず、3大キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)の通信回線を借りてサービスを提供している事業者のこと。

略さずに読むと「Mobile Virtual Network Operator」で、「仮想移動体通信事業者」と訳される。

MVNOとは格安SIMを提供している通信業者

MVNOのサービスは、通信回線を借りて行われているため、自社基地局のメンテや増設作業に時間とコストをかける必要がなく、大手通信会社のドコモ・ソフトバンク・auよりも割安なサービスが提供できる。

MVNOの通信サービスは、携帯端末に差し込むSIMカードとそれに対応したSIMフリー端末で成り立っている。

昨今CMでよく見る「UQモバイル」や「mineo」といったMVNOは、このSIMカードとSIMフリー端末をセット、或いは単品で購入することができるモバイル通信サービスを提供している。

MVNOを利用するメリットとして

・月額料金が安くなる
・契約縛りがなくスグに変更できる
・自分の使う分だけカスタマイズしやすい

などが挙げられ、利用者の通信料金を低コスト化することを実現したことにより、「格安スマホ」「格安SIM」と呼ばれ世間に広まった。

MVNOとMNOの違い

MNOは「Mobile Network Operator」の略でドコモやau、ソフトバンクといった大手3大キャリアの事を指す。

自社契約のほかに、MVNO(格安SIM業者)にも回線を貸し出している。

MNO(自社回線でサービス提供する通信事業者)ドコモ/au/ソフトバンク/Y!mobile/楽天モバイル/UQモバイル
MVNO(回線を借りてサービス提供する通信業者)LINEモバイル/mineo(マイネオ)/OCNモバイルONE/IIJimo/イオンモバイル etc…

ここ最近では、楽天が自社通信網によるサービスを開始し「第4のキャリア」となった。au回線を借りつつも、楽天回線エリア内で4G及び5Gが利用できる「Rakuten UN-LIMIT V」を提供中だ。

楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT V)の特長と評判・評価
5G対応のシンプルなワンプラン 楽天モバイル株式会社のモバイル通信サービス。楽天回線エリア内に限りデータが使い放題(エリア外だと月5GB上限)。海外でも2GBまでデータ通信が無料。通販サイト楽天との連携もあり、ポイントを有効利用したり...

大手キャリアと格安SIMの速度の違い

大手キャリア(MVO)と格安SIM(MVNO)の大きな違いが速度。格安SIMは回線を借りているので、どうしてもキャリアと比べてやや低速になる。

ただ、依然と比べ速度は安定しているので、日常生活では十分に使えるから安心して欲しい。

ほかには無料通話プランに違いがある。

格安SIMの場合、かけ放題の時間は5分~10分が殆どで無制限は少ない。

通話メインで利用したいと考えている方は事前にチェックしよう。

速度が遅くなりやすい時間帯は?

サラリーマンの出退勤時間、ランチタイムは遅くなる傾向があります。

電話回線を経由したネット接続は、アクセスが集中すると速度が遅くなりやすい。

特に格安SIMはその影響がハッキリ出やすく、電車の中で一斉にスマホにアクセスする出勤時間や12時台のランチタイム、帰宅後の18~22時台は深夜に比べて低速になりがち。

言い換えると、このアクセスが集中する時間帯に高速通信が可能な格安SIMは優秀であるといえる。

キャリアから乗り換えるなら同じ回線使用のMVNOを選ぼう

MVNOは回線のレンタル先によってドコモ系・ソフトバンク系・au系の3つに分けられる。

基本的にドコモユーザーがドコモ系の格安SIMに乗り換える場合SIMロックの解除は不要。

また、MNOのキャリア携帯からMVNOの格安スマホに乗り換える場合は音声通話付プランを選択すればよい。

回線対応する主な格安SIM/スマホ
ドコモイオンモバイル、IIjimo、DMM mobile、
LINEモバイル、BIGLOBEモバイル、
OCNモバイルONEなど
auUQ mobile、mineo、楽天モバイル、IIjimo、BIGLOBEモバイルなど
ソフトバンクY!モバイル、QT mobile、U-mobile、mineoなど

MVNOの回線元はドコモ系が圧倒的に多い。

ちなみに、Y!mobileは公式ではソフトバンク回線とされているが、実際は独立回線。ソフトバンク端末はSIMロック解除が必要だ。

自分の通信端末で格安SIMが使えないケースがある?

キャリアからMVNOに乗り換える場合、同じ回線を使っているMVNOに乗り換える事をオススメするもう一つの理由がある。

それがSIMと端末の利用周波数だ。

総務省が割り当てている周波数はキャリアによって異なる。従って通信端末を正常に使用するためには、端末とSIMの周波数が一致している必要がある。

たとえばauの端末を利用している場合は、au回線に対応したMVNOを選ぶ必要がある。

周波数帯700MHz800MHz900MHz1.5GHz1.7GHz3.5GHz
Band2818/266/1981121342
ドコモ
au
ソフトバンク

上表は3大キャリアの対応周波数表。

スマホがどの周波数帯に対応するかによって、使える格安SIMも決まってしまう。

地方エリアでもMVNO(格安SIM)の電波は大丈夫?

MVNOが提供する格安SIMは3キャリアいずれかの回線をレンタルしているため、通話状況に変わりはない。

ただし、MVNOによっては対応する周波数によって電波をキャッチしにくい場合がある。

MVNOで5Gは使える?

5Gは4G(LTE)の後継とされている次世代のモバイル通信方式。

MVO(大手3大キャリア)では2020年から提供開始予定だが、格安SIMについてはまだ殆どのところが発表されていない。

近況では、楽天モバイルが5G通信サービスを開始したが、エリアは限定的である。

速度・通話・サービスが優秀な神SIMランキング【2020年版】
UQモバイル

auのサブブランドだけあり、回線速度の安定さは全格安スマホサービスの中でもトップクラス。

キャリア並みの通信速度を維持しつつ、月額料金を抑えたいユーザーにおすすめだ。

人気の『スマホプランS(3GB)』とWiMAXの『ギガ放題』のセットである『ウルトラギガMAX』なら5,360円/月。

低価格でネット通信環境を整えたい単身・学生などにも最適。

Y!mobile(ワイモバイル)

ソフトバンクのサブブランド。その実力が目に見えて発揮されており、速度・通話・サービス共に申し分ない。

通信速度が落ちる時間帯は1日の中でも”ほぼない”に等しく、平均速度は25.5Mbps。

最低速度も4Mbpsを下回る事がないため、安定した速度を求めるユーザーにとって外せないSIMとなった。

4K動画も快適に見る事が出来るので、移動中にVODやYoutubeをよく利用するユーザーにもオススメ。

BIGLOBEモバイル

使用回線はauとドコモの2つで、とくにau回線(タイプA)が24時間安定しており、個人的におすすめ。

また、BIGLOBEモバイルといえば、Youtubeが見放題+VODや音楽配信のデータ通信量がカウントフリーである事にも注目したい。

動画の見過ぎで月末にパケ死にするのが定期なユーザーは、『エンタメフリーオプション』で解決しよう。

mineo(マイネオ)

格安スマホ・MVNOと感じさせない回線速度、ユーザー交流サイト「マイネ王」など充実したサポート環境で、キャリア携帯を利用しているのとほぼ大差がない。

プラン数も多く、節約志向のユーザーにも適した500MBからの契約が可能。

ドコモ・ソフトバンク・auのトリプルキャリアに対応しており、乗り換えがスムーズにできるのも嬉しい。

LINEモバイル

トリプルキャリア回線対応の数少ないMVNOのひとつ。

最高速度はキャリアクラスで、最低速度でも4Mbps以上ととても優秀。

LINEやインスタなどの人気SNSが全てカウントフリーになるほか、電話番号なしでLINEアカウントが開設できるSIMプランをもつ唯一のブランドだ。

つまり、音声プランでなくてもLINE電話ができ、超格安な通話ツールを作ることもできる。

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