スマホの普及が一般化することで膨大化した通信量。格安SIMを利用することですぐにでも家計の節約に繋がります。
当サイト【SIM 得!通信】は、「格安SIM」や「格安スマホ」と呼ばれる、従来の通信費よりも月額料金が安いサービスを受けるための必要な情報をお届けしています。
新着記事
人気記事
格安SIMの基本的な知識
CMや広告の露出が増えたことで以前に比べて随分と認知されるようになった格安SIM。
しかし、何となく安いというイメージが先行し、サービスの内容について今ひとつわかりにくいという方も多いでしょう。
まず簡単に説明すると、格安SIMとか格安スマホと言われているのは、3大キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)から回線を借りて提供する通信サービスの事で、通常のキャリアに比べて通信費が安いのが特徴です。
格安SIM・格安スマホはMVNOが提供する通信サービス
大手通信会社の回線を借りて、我々に通信サービスを提供する事業者をMVNOと呼びます。
例を言えばイオンモバイルやLINEモバイル等はMVNOで、自社回線設備を持たずに、大手通信会社から回線を借りて、我々にSIMカードや端末とセットとなった格安スマホを販売しているワケです。
MVNOのビジネスモデルは、コストの大幅削減を実現しており、その為に月額使用料がキャリア携帯に比べて安いワケですね。
なのでMVNOは、格安SIM・格安スマホサービス提供事業者と覚えておくと良いでしょう。
MVNOでは、端末が通信するために必要なSIMカードと、それに対応する端末、或いは両方のセットを販売しています。
補足:時代ともに変化する「格安スマホ」の定義
少し前までは、格安スマホと言えばMVNOの事を挿すのが一般的でした。
しかし現在では、KDDIの「UQモバイル」やSoftBankの「Y!mobile」といったサブブランドも、格安スマホ市場に参入しています。
従って、今後は『格安スマホ』の意味も「携帯大手と比べて」という狭義的な意味で表現されるのではなく、「以前に比べて劇的に安い」という広義的な意味として徐々に変化していくでしょう。
その変化を感じさせる極めつけの出来事は、2020年12月に発表されたドコモの新プラン「ahamo(アハモ)」の打ち出した衝撃的な料金です。
ドコモは、サブブランドではなく、自社ブランドで大幅な低価格プランを提示しました。これは、携帯料金の更なる低価格化競争に拍車をかける大きなキッカケとなる筈です。
このように、「格安スマホ」の定義は、時代の流れと共に変わりつつあるのです。
専門用語が多くてよくわからない場合
携帯産業は専門用語も多く、そもそもSIMが何を指すのかすらわからない人も多いのが現状です。
もしあなたが今そのような状況だったり、「SIM」や「MVNO」についてもう少し詳しく知りたい場合、まずは以下の記事を参考にしてみてください。
ほかにも当サイトでは、格安SIMや格安スマホについて、イマイチわからないという初心者の方でも理解しやすいように、初心者用の記事を用意しています。
格安SIM、スマホに関する情報を覚えるのは少し面倒な作業ですが、ポイントとなる部分さえ把握しておけば、テレビやネットニュースで情報を見たときにしっかり内容を把握でき、自分にとって有益な情報をキャッチしやすくなるでしょう。結果的に通信費を賢く節約できることに繋がるのです。
これらの記事は基礎知識に分類して掲載しており、今後もわかりやすく改善・追加していきます。
現在知識ゼロでも、以上をお読みになれば、格安SIMの基本的な疑問を解決できるでしょう。今回初めて格安SIMを調べている場合は特に、乗り換え前に是非一読してください。
自分に合った格安スマホ・格安SIMを選ぼう
格安SIM、格安スマホの事が分かってきたところで、次はどの格安スマホにしようか、選ぶのに迷う方もいるでしょう。
格安SIM・スマホを提供する事業者は20社以上あり、それぞれに特徴があります。「たまたま家の近くに専用ショップがあったから」と安易に利用するよりかは、「どこがどんなプランを打ち出しているか?」をある程度知っておいた方が、ご自身の利用目的に適した格安スマホと出会いやすいでしょう。
当サイトでは様々な格安SIMの情報を掲載していますが、ここでは多くの方が利用しているメジャーな格安SIMサービスを条件別に紹介します。自分にあった格安SIMサービスがあるか、一度目を通してみてください。
万人向けの格安SIMサービス
UQモバイル
格安SIMは回線を借りて提供されるサービスであることから、通信速度が遅い事に悩むユーザーも多いのが現状です。
そんな、速度に関して不安がある場合は、高速通信で定評がある「UQモバイル」がおすすめ。「準キャリア」と呼ばれるほど通信品質が高く、提供プランも格安SIMならではの料金。
また、2021年2月から開始の20GBで3,980円の新プラン「スマホプランV」も発表され、将来的には大容量のデータ通信をするユーザーにもオススメできる格安SIMサービスになります。
月額料金 | 980円~ |
使用回線 | au |
提供SIM | ➀音声通話+データ通信 ➁データ通信 |
契約縛り | プランにより2年間 |
公式サイト:UQ mobile
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)
au回線と自社回線で展開されている楽天のモバイルサービス。
日本で一番に5G対応した事や、早期申し込みで月額料金が一年間無料(契約上限数アリ)になる「Rakuten UN-LIMIT」など、立て続けに新サービスを発表したことで、今最も注目されている格安SIMです。
5G環境は国内ではまだ環境が整っておらず、使用は限定的ですが、首都圏エリアであれば5Gをいち早く体験できる機会があるでしょう。
「iPhone12」、「iPhone12 pro」の動作も確認されています。
月額料金 | 2,980円(300万契約上限まで1年間料金無料) |
使用回線 | au、楽天 |
提供SIM | 音声通話+データ通信 |
契約縛り | なし |
公式サイト:楽天モバイル
mineo(マイネオ)
格安SIMは人件費を削減していることから低額なサービスを提供できる一面もあり、キャリアに比べるとサポート面の充実が各社で目下の課題となっています。
格安SIMが初めてである場合、使い方が判らなかったり、疑問に感じたときにすぐに答えが欲しいものです。
その点、マイネオではユーザー同士で交流できるコミュニティサイト「マイネ王」があり、サポートがキャリア並みに充実しています。マイネオならショップに行かなくてもネットでスグに答えが見つかる環境が用意されています。
また、回線品質も全格安SIMの中でもトップクラス。回線もトリプルキャリアと充実。
月額料金 | 700円~ |
使用回線 | ドコモ、au、ソフトバンク |
提供SIM | ➀音声通話+データ通信 ➁データ通信 |
契約縛り | なし ※1年以内にMNPする場合に解約手数料が必要 |
公式サイト:mineo(マイネオ)
若者向け
BIGLOBEモバイル
年配の方ならまだしも、近頃の若い人たちにとって、YOUTUBEをはじめとするインターネット動画サービスはほぼ必須と言えるのではないでしょうか。でも、動画はデータ通信量が大きいのが悩み。
そんな方にオススメする格安SIMがこの『BIGLOBEモバイル』です。
BIGLOBEモバイルなら、一部の動画配信、電子書籍、音楽・ラジオ配信に使うデータ通信量がカウントフリー対象に。
移動中に映画を見たりドラマの見逃し動画を見たりと、何かとスマホでエンタメ系のコンテンツを探す方に最適なモバイルサービスです。
月額料金 | 900円~ |
使用回線 | ドコモ、au |
提供SIM | ➀音声通話+データ通信+SMS ➁データ通信+SMS ➂データ通信 |
契約縛り | 音声通話のみ:12カ月 12カ月未満の場合の契約解除料8,000円 |
公式サイト:BIGLOBEモバイル
LINEモバイル
若い方を中心に利用者数が非常に多いSNS『LINE』。そんなLINEが提供する格安SIMサービスでは、LINE使用時のデータ通信がカウントフリー。
動画や音楽配信のデータ通信は毎月3GB以内に収まるけど、SNS交流で大容量のデータ送受信がある方や、スマホはコミュニケーションを中心だという方に最適。
さらにデータ通信専用プランもあるので、通話はLINE電話でするという方なら、月々の携帯使用料を極論600円まで下げる事が出来ます。
月額料金 | 600円~ |
使用回線 | ドコモ、au、ソフトバンク |
提供SIM | ➀音声通話+データ通信 ➁データ通信 |
契約縛り | 2020/2/19以降:なし(解約手数料:1,000円) 2020/2/19以前:あり |
公式サイト:LINEモバイル
リンクスメイト
動画、電子書籍、音楽、ゲームなどに毎月のスマホ通信料を大きく消費する方にオススメする『リンクスメイト』。
『リンクスメイト』は『BIGLOBEモバイル』同様に一部の主要配信サービスのカウントフリーに加え、人気スマホゲームに使うデータ通信量もカウントフリー!
グラブルや荒野行動など、カウントフリー対象のゲームが続々追加されており、移動中にゲームアプリで時間を費やす方に最適。データ通信量も100MBから1TBまで選べます!
月額料金 | 250円~ |
使用回線 | ソフトバンク |
提供SIM | ➀音声通話+データ通信+SMS ➁データ通信+SMS ➂データ通信 |
契約縛り | なし 解約事務手数料:3,000円 MNP事務手数料:5,000円 |
公式サイト:リンクスメイト
お子様・シニア向け
イオンモバイル
『イオンモバイル』は全国のイオンで手厚いサポートを受ける事が出来るイオンの格安SIMです。
イオンで買い物を頻繁にする年配の方に最適な、地域密着型のモバイルサービスともいえます。
また、契約プラン数も40種類以上と充実しており、中には60歳以上限定プランも。様々なライフスタイルに対応したプランが見つかるでしょう。
月額料金 | 480円~ |
使用回線 | ドコモ、au |
提供SIM | ➀音声通話+データ通信+SMS ➁データ通信 |
契約縛り | なし 解約事務手数料:なし MNP事務手数料:3,000円 |
公式サイト:イオンモバイル
Y!mobile(ワイモバイル)
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドという位置づけですが、自社で通信設備を所有しており、実質は「第4のキャリア」としてサービスを展開。
基本料金は格安SIMとしては高めで、キャリアより少し安いという印象ですが、その分、通信速度とサポート面がキャリア並みに充実しています。
格安SIMに移行したいけど、通信速度とサポート面は外せないといったキャリアケータイに慣れているユーザーにおすすめ。新規であれば契約7カ月目まで月額料金が1,000円近く安くなる「新規割」もあります。
また、60歳以上であれば、指定機種でのベーシックプラン加入で国内通話がずっと無料になる「かんたんスマホ2」というプランも。スマホでの通話時間が多い年配の方にもおすすめです。
月額料金 | 1,980円(新規割)~ |
使用回線 | Y!mobile |
提供SIM | ➀音声通話+データ通信 ➁データ通信 |
契約縛り | なし ※2年以内に解約する場合に契約解除料が必要 |
公式サイト:Y!mobile(ワイモバイル)
TONEモバイル
「今子供がどのあたりにいるか確認したい。」「子供にそこまで高機能なスマホを持たせる必要がない」といった堅実な親、「もう年だからそんなにデータ通信はしない。」など、必要最低限しか使わない年配の方にオススメなのが、この『TONEモバイル』です。
『TONEモバイル』は「子どもや高齢者に持たせる」をテーマにしている格安SIMで、月1,000円でネット通信がし放題。通信速度はお世辞にも早いとはいいがたいですが、年配の方にとって十分な機能に絞り、低価格化を実現しています。
また、現在地の特定する独自AIを搭載したスマホをセット販売しており、日常の中でお子様の状況を把握しておきたい方におすすめです。
月額料金 | 1,000円~(Android) 1,500円~(iPhone) |
使用回線 | ドコモ |
提供SIM | ➀音声通話+データ通信+SMS |
契約縛り | 2年 解約事務手数料:9,800円(契約期間内及び契約月以外) MNP事務手数料:3,000円 |
公式サイト:TONEモバイル
まだまだある格安SIM
格安SIMを提供する事業者は、メジャーブランドからニッチなブランドまで述べ20社以上あり、それぞれに強みとするサービスが違います。
よりユーザーニーズに沿った格安SIMを見つけてもらう為に、条件別に比較できるコンテンツも用意しています。
上記掲載の格安SIM以外にも興味があったり、より自分に合う格安SIMを探したい場合にご活用ください。
格安SIMを購入するには?
気になる格安SIMプランやスマホ機種が見つかれば、いざ購入へ。
・・・と、その前に、どんなことに注意しておけばスムーズに購入できるのか、もう少し知っておいて損はないでしょう。
例えば、実際の購入手順や流れ、契約時に必要なもの、ネットで購入した場合に自分で行う初期設定等、購入に関する要素。
つぎに、他社乗り換え時の「タイミング」や利用期間に関連した「違約金」といった、最終コストの低減に関わる要素です。
当サイトでは、こういった購入前に絶対に把握しておきたいポイントをまとめた記事も用意しています。
併せてお読みいただくことで、格安SIMの購入や他社乗り換えが、よりスムーズに、自分の意図通りに行える筈です。
格安SIMの中には、販売店舗がなく、インターネットでしか購入できないものもあります。購入する予定の格安SIMに、販売店舗があるかどうかを事前に知りたい方は、こちらをご参考ください。