格安SIMの20GB以上プランを比較

購入する前に知っておきたい格安SIMの仕組みを問題形式で学ぼう!

記事内にはPR・プロモーションが含まれます。

本記事では、個人では中々理解づらい格安SIMの仕組みを問題形式で掲載しています。

本内容は、一般の方が格安SIMをより理解することで、買い間違えを防ぎ、自分に合った格安SIMを確実に購入できるようになる事を目的としています。

答えを表示するには、各問の下にある【答えを表示▼】を押します。全て答える事が出来れば、格安SIM・スマホを購入するうえで困る事はかなり少なくなる筈です。

格安SIMやスマホについての用語や意味について、ある程度理解したうえで読み進めてみてください。

自信がない場合は、まずは当サイトで用意させていただいている用語集や基礎知識に関する記事を先にお読みください。

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用語集
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格安SIMに関する基本理解度をチェック

問.格安SIMはスマホ端末にしか使えない
〇か✕か

答えを表示▼
答え:✕

格安SIMはスマートフォン以外にもタブレットやノートパソコン、ポケットWI-FIにも利用できる。

一般的に格安SIMといえば、それを利用した格安スマホが思い浮かぶが、中にはデータ通信専用の格安SIMを購入してタブレットやノートパソコンに差し込んで利用する人もいる。

また、通話専用のスマホとは別に、動画や音楽視聴用、ネットゲーム用のサブ機としてデータ専用SIMを使う人もいる。このような使い方をする場合はカウントフリーが豊富なMVNOのSIMを利用するとよいだろう。


問.音声通話SIMはデータ通信ができない
〇か✕か

答えを表示▼
答え:✕

音声通話SIMと銘打って販売されているSIMは通話機能だけでなく、データ通信機能もある。そのため、YouTubeを視聴したり、ファイルを送信したり、インターネットにつなぐことも可能。また、SMS(ショートメッセージサービス)機能もある。


問.データ専用SIMは音声通話ができない
〇か✕か

答えを表示▼
答え:〇

データ通信SIMには固有の電話番号が与えられない為、音声通話は不可能だ。

データ通信SIMはネット閲覧やソーシャルゲームなど、インターネット通信を目的とするユーザーにおすすめ。

ただ一つ例外なのがLINEの「無料通話」。これはデータ通信SIMでも可能。通常、LINEをスマホで利用するには、アカウント認証に電話番号が必要だが、『LINEモバイル』なら電話番号なしでLINEのアカウントが取得できる。

固有電話番号は必要なく、データ通信SIMで通話がしたいという場合はLINEモバイルの「LINEデータフリープラン」がおすすめだ。


格安SIM・スマホの仕組み理解度チェック

問.SIMロックは通信端末とSIMカードどちらにかかっているか?

➀SIMカード
➁通信端末

答えを表示▼
答え:➁通信端末

他社のSIMカードで通信できないように、特定の通信端末でしか通信できないよう設定する「SIMロック」は、通信端末にかけられている。

SIMロック解除によってSIMフリー端末となるが、SIMロック解除は通信会社の専用サイトおよびショップで手続きが必要となる。

SIMロック解除手続きには3,300円が必要。


問.「通信端末がどの回線を使って通信をするか」を決めるのは、通信端末かSIMカードのどちらか?
➀通信端末
➁SIMカード

答えを表示▼
答え:➁

どの回線を使って通信をするかを決めるのは、基本的にSIMカードの中に情報が入っている。

ただし、通信端末にSIMロックがかかっている場合や、通信端末が対応する周波数帯(バンド)によって使えない回線がある為、「端末、カード両方の状態が最適でないとダメ」ともいえる。


問.格安スマホの通信速度に影響する5つの要素は?

答えを表示▼
答え:通信端末、SIMカード、携帯ブランド(使用回線)、エリア、時間帯

通信速度の質は複数の要素が絡む。

➀通信端末においてはスペック(性能)、対応周波数。

➁携帯電話ブランドの使用する回線の品質。

➂SIMカードがどの回線を利用しているか。

➃利用している現在のエリア(首都圏、地方、地下鉄など)

➄利用している時間帯(真夜中、通勤ラッシュ時など)

ザッと挙げると、通信速度に関連する要素はこれだけある。

中でも最も影響するのが➁と➂の回線に関するもの。

通信端末が最新機種で、利用が少ない深夜なのに、中々ネットに繋がらないのは深刻である。そのブランドの回線設備の見直しが必要だろう。

通信速度に関しては、大手通信会社から回線を借りているため、格安スマホは通信速度がキャリアに比べて遅い。良い格安SIMの基準は4Mbps以上と言われている(1MbpsでYouTubeの標準画質がストレスなく再生できる)。

2020年11月時点では格安SIMで回線品質が高いと評判なのはUQモバイルだ。ほぼキャリア並みの回線速度をどの時間帯でも安定して提供している。これはUQモバイルがKDDIの携帯サービス「au」のサブブランドという事もあり、auの回線設備に影響しやすいためだろう。

UQモバイルの評判と評価をみる

格安SIMに求めるものはユーザーによって優先順位が異なるが、やはり通信速度は重要なファクターといえる。各社の通信速度は設備の増設などで日々改善が行われており、品質は右肩上がりに良くなっている事業者が殆どだ。

格安SIMで速度もキャリア並みに欲しいという場合は、以下のサイトを参考にしてみると良いかも知れない。

格安SIMの通信速度計測
(計測場所は神戸市中央区)


問.楽天モバイルはMNOである
〇か✕か

答えを表示▼
答え:〇

厳密にいうと、MVNOとMNOの合いの子のような存在になる。

楽天モバイルは自社で通信設備を所持したことで大手通信会社につづく「第4のキャリア」となったが、同時にau回線を借りているので、MNOともMVNOともいえる。

ちなみに・・・

自社で回線設備を持たない通信事業者をMVNOと定義されているが、「ワイモバイル」や「UQモバイル」といった大手通信会社のサブブランドは、MNOと捉える事も出来るし、MVNOと捉える事も出来る。

とくにワイモバイルは、ソフトバンク回線での通信と一般的に知れ渡っているが、厳密にはワイモバイル回線を使用しており、自社回線を所有していることからMNOと捉える方が分かりやすいだろう。


購入に関する理解度チェック

問.MVNOで販売されている通信端末はすべてSIMフリーである

〇か✕か

答えを表示▼
答え:✕

MVNO事業者が販売する通信端末であっても、機種によってSIMロックがかかっている場合がある。

たとえばワイモバイル(厳密にはワイモバイルはMNOにあたるが)で販売されている通信端末のラインナップは今のところすべてにSIMロックがかかっている。

このため、他社で購入したSIMカードを差し込んで使いたい場合はSIMロック解除が必要となる。

ただしMVNOでは、アンドロイドをはじめとする殆どの通信端末はSIMフリー端末として販売しているケースも多く、同じ端末でもSIMロックかSIMフリーかは各社の対応によって異なる。

iPhoneの場合は比較的、SIMロックがかかっていることがあるため、購入の際は端末情報をよく確認することが必要。

さらに、もう少し詳しく解説する。

店頭に並んでいる通信端末の横に[au]、[SoftBank]、[docomo]、[SIMフリー]などラベルが付いているのを見たことがある人も多いだろう。

あれは、そのMVNOが借りている大手通信会社の回線が複数の場合に、その端末セットがどのキャリア回線の周波数に対応しているのかを示している。

つまり、[au]、[SoftBank]、[docomo]であればSIMロックがかかっているし、[SIMフリー]と書かれている端末にはSIMロック解除の必要がない。

例えば、マイネオはドコモ、au、ソフトバンクと3つのキャリア通信会社から回線を借りている。このため、販売している通信端末によっては対応周波数(Band/バンド)が異なり、au回線には対応していてもソフトバンク回線には対応できないといったケースがでてくる。

なので、その端末セットが「その通信端末がどの回線に対応していて、それに適したSIMカードがセットになっている」という事を分かりやすく見せるために、ラベルやシールを貼っているのだ。


問.ネットショップで端末セットを購入すれば全て設定済で送られてくる
〇か✕か

答えを表示▼
答え:✕

格安スマホは店舗だけでなく、そのブランドの運営するネットサイトでも購入可能。

ただし、届いた後は自分で端末にSIMカードを差し込み、通信設定を行うのが一般的。

設定はAPN設定というものを行う。


問.店舗販売で格安スマホの端末セットを購入した場合、古い端末のデータの引継ぎは店員が行う
〇か✕か

答えを表示▼
答え:✕

店舗でもネットでも、対応するのは音声通話のMNPによる電話番号の引継ぎだけ。

データ引継ぎをするのは自分自身で、例えばソフトバンク系なら「かんたんデータコピー」といったアプリで行う。

お店の場合、古い端末に記録されている写真や動画などのデータ引継ぎを行ってくれる場合もあるが、これは対応したショップ店員によって、してくれる人もいるし、してくれない人もいる。

対応したショップ店員がデータ引継ぎに必要なアプリの知識を持つ場合は行ってくれることもあるが、全員がそのような対応をしてくれるわけではないので覚えておこう。

機種変更の際は、古い端末に残されているデータは自分で保管・保存するようにしておこう。すぐにできない場合は、古い通信端末を破棄せずに置いておくとよいだろう。


問.格安SIMには契約縛りがない
〇か✕か

答えを表示▼
答え:✕

契約後、一定の期間を経過しないと解約時に違約金が発生する「契約縛り」はMVNOでも存在する。

もちろん、契約縛りがないMVNOもあるため、短いスパンで利用したい場合は一応「契約縛り」があるかないかを見ておいた方が無難だ。

「契約縛り」がある場合に期間内解約して他社に乗り換えしようとすると、MNP事務手数料、違約金で軽く1万円は超えるだろう。

※総務省指針案で2020年4月より番号継続制度(MNP)手数料は無料になる。


問.1つの端末で複数のSIMを利用したい。A社で購入した通信端末で、B社のSIMカードを差し込んで使う事は可能か?
➀可能
➁不可能

答えを表示▼
答え:➀可能

答えとしては「可能」だが、この使い方はある程度、事前の情報収集を必要とする。

・端末はどこで購入したか?
・SIMロック端末かあるいはSIMフリー端末か?
・通信端末がどの周波数に対応しているか?

等などだ。

基本的に、複数枚のSIMカードを使いまわす場合は、同じブランドのシェアプランや家族割プランといった、SIMの複数枚所持に対応したプランを使った方が通信トラブルに遭わなくて済む。

sim 複数 切り替え
大手3キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)で購入した通信端末は、基本的にSIMロックがかかっている。このため、SIMロックの解除手続きをしてからでないと他社のSIMカードが使えない。 MVNOの場合はどうかというと、販売されている通...

問.ワイモバイルで端末セットを購入して2カ月が経過したが、他のMVNOにも興味が出た。ワイモバイルで購入した端末を今すぐSIMロック解除し、他社SIMカードも差し込んで使用したい。可能か?

➀可能
➁不可能

答えを表示▼
答え:➁不可能

ワイモバイルで販売されている端末には全てSIMロックがかかっており、今の携帯販売の方針では、端末購入してから100日目以降でないとSIMロック解除手続きができない。

このため、期間が経過していない契約2カ月目では他社SIMカードを利用することは不可能だ。

SIMロック端末はMVNOでも販売されているので、短期間で他社SIMを使う可能性がある場合には、契約する会社の端末がSIMフリーもあるのか、SIMロック版のみしか販売していないのか、事前に調べておこう。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の内容は、お店で格安スマホを契約する場合に、ショップ店員と交わす会話では中々聞く機会のない事も多かったかと思います。

しかし、これらを理解することによって、これまでとは違った見方で格安SIMの購入に臨めるのではないでしょうか。

これまで得と思っていた事よりも、更に賢い購入方法があなたの頭の中に浮かんでいたら、本記事を用意した甲斐があります。

まとめ内容を表示▼
☑SIMロックは通信端末にかかっている

☑MVNOで販売している端末にはSIMフリー版だけでなくSIMロックがかかっているものもある

☑どの回線で通信するかはSIMカードに情報がある

☑通信端末を1つ持っておけば複数のSIMを使い分けられる

☑ネットで購入した場合、端末セット、SIM単品いずれにおいても、設定は自分で行う

今回あまり答えられなかった場合も、用語や基礎知識に関する記事をご覧いただくことで徐々に自然と理解できるはずです。

より質の高い格安SIM・スマホの買い物に役立てていただければ幸いです。

速度・通話・サービスが優秀な神SIMランキング【2020年版】
UQモバイル

auのサブブランドだけあり、回線速度の安定さは全格安スマホサービスの中でもトップクラス。

キャリア並みの通信速度を維持しつつ、月額料金を抑えたいユーザーにおすすめだ。

人気の『スマホプランS(3GB)』とWiMAXの『ギガ放題』のセットである『ウルトラギガMAX』なら5,360円/月。

低価格でネット通信環境を整えたい単身・学生などにも最適。

Y!mobile(ワイモバイル)

ソフトバンクのサブブランド。その実力が目に見えて発揮されており、速度・通話・サービス共に申し分ない。

通信速度が落ちる時間帯は1日の中でも”ほぼない”に等しく、平均速度は25.5Mbps。

最低速度も4Mbpsを下回る事がないため、安定した速度を求めるユーザーにとって外せないSIMとなった。

4K動画も快適に見る事が出来るので、移動中にVODやYoutubeをよく利用するユーザーにもオススメ。

BIGLOBEモバイル

使用回線はauとドコモの2つで、とくにau回線(タイプA)が24時間安定しており、個人的におすすめ。

また、BIGLOBEモバイルといえば、Youtubeが見放題+VODや音楽配信のデータ通信量がカウントフリーである事にも注目したい。

動画の見過ぎで月末にパケ死にするのが定期なユーザーは、『エンタメフリーオプション』で解決しよう。

mineo(マイネオ)

格安スマホ・MVNOと感じさせない回線速度、ユーザー交流サイト「マイネ王」など充実したサポート環境で、キャリア携帯を利用しているのとほぼ大差がない。

プラン数も多く、節約志向のユーザーにも適した500MBからの契約が可能。

ドコモ・ソフトバンク・auのトリプルキャリアに対応しており、乗り換えがスムーズにできるのも嬉しい。

LINEモバイル

トリプルキャリア回線対応の数少ないMVNOのひとつ。

最高速度はキャリアクラスで、最低速度でも4Mbps以上ととても優秀。

LINEやインスタなどの人気SNSが全てカウントフリーになるほか、電話番号なしでLINEアカウントが開設できるSIMプランをもつ唯一のブランドだ。

つまり、音声プランでなくてもLINE電話ができ、超格安な通話ツールを作ることもできる。

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